長年私が、人の身体を見続けてきて思うのは、便利な機能と共に、自分の使えるべき機能が失われつつ有るという事。
「座る」と言う一つの動作を取っても、昔の日本の生活様式では当たり前だった正座が、ほぼ出来なくなっている人が増えている事に驚かされます。
和式トイレも然り、しゃがんで座らなくて良い生活が、しゃがめない身体にしてしまう。一つ一つ細かく言えば限がないが、生物には「用不用説」と言う進化論が有り、簡単に言えば、機能の使えるべき所を、使わなければ使えなくなり、その内遺伝子の中からその機能が無くなるとさえ言われています。
生活習慣の心がけ次第で、私たちの身体や心を良くも悪くもして行く時代。
かつての時代のように日常生活を営むだけでは、現代に生きる人は体力も気力も低下してしまいます。意識をして日常に身体のメンテナンスを取り込むことは、今や必須かもしれません。
私自身、身体の事を学び続けながら、一人の人間を丸ごと受け止めて健康に導くには、単純に筋肉、関節を動かせば良くなる物でもなく、心の状態、食事、睡眠、呼吸、環境など、全てからアプローチをする事で改善につながって行くことを実感しています。
私がかつて、子育てや仕事で体調を崩し苦しんでいた過去から克服し、今現在大きな不調も無く、高校生たちとも対等に身体を動かしコントロール出来ているのは、自分が苦しかった時期が有ったからだと思っています。
単なる健康がゴールではなく、豊かで輝くような人生を過ごすための身体づくり・・・
身体、心、環境など全てにおいて健康で人生での自己実現をして行くための基盤である身体を整えるのがウェルネスコアトレーニングです。
ぜひ、輝くように生き生きしている「ウェルネスライフ」を実現してください。
私が今、喜びに満ちた毎日を送っていますが、絶望を感じた時も有りました。
同じように苦しんでいる人への何らかのサポートが出来ればとの思いからウェルネスコアトレーニングを提供させていただきたいと思っております。
生活習慣改善アドバイザー 川口みどり